メチルアリルトリスルフィドって何だ?

にんにくというのは面白い食べ物で、通常、熱によってその栄養素を壊され栄養が半減してしまう野菜とは違い、切る、つぶす、調理するということで生まれる栄養素があるということが特徴です。
にんいくをつぶしたりすったりすると、独特の香りが漂います。
この香りがアリシンで、アリシンは化学反応によっていろいろな成分に代わります。
変化した成分にメリチアリルスルフィドがあります。
この成分は、血小板が固まり始めると血栓が大きくならないように働いてくれるという特徴を持っているため、現代病とも言われる生活習慣病予防に高い効果があるのです。
血管の壁が脆くなっていると、何かの拍子に傷がつくことがあります。
傷ができると、人間の体というのは不思議なもので、直そう、傷をふさごうと血小板が集まってきます。
この血小板は、血管をすごい速さで流れる血液に流されることなく、傷ついた個所にとどまり、血管壁をかため血栓を作ってしまうのです。
傷がふさがれるくらいのものならいいのですが、集まりすぎて塊が大きくなってしまうことがあります。
この塊である血栓が大きくなりすぎると、血管をふさぎ、心筋梗塞や脳卒中という病を引き起こす原因となってしまうのです。
これを防ぐ働きがあるのがにんにくのメチルアリルスルフィドなんですね。